結婚相談所で、男性の条件について話す女性。~立川心療内科マンガ

◆ 条件を厳しくしすぎると、なぜうまくいかなくなるのか

結婚相手の条件を考えるとき、
誰でも「できればこうであってほしい」という希望を持ちます。

・健康であること
・価値観が合うこと
・生活習慣が大きくズレていないこと

これ自体は、とても自然な考えです。

ただ問題になるのは、
その条件を「絶対に外せないもの」として扱いすぎたときです。

心理学では、人が選択肢を評価するとき、
条件を増やせば増やすほど、対象が急激に減っていくことが知られています。
これは単純な人数の問題だけでなく、心の動きにも影響します。

◆ 人は「拒絶されそうな場」から自然と離れていく

もう一つ重要なのが、人間関係における拒絶感受性です。

人は、

・厳しく値踏みされている
・条件を満たすかどうか常に見られている
・少しでも外れたら切られそう

こうした空気を感じ取ると、
無意識に距離を取るようになります。

これは相手の性格が弱いからではありません。
人間にはもともと「拒絶される可能性を避ける」仕組みが備わっているからです。

つまり、

条件を厳しく掲げるほど、相手は慎重になり、関係が育ちにくくなる

という逆転現象が起きやすくなります。

◆ 条件が厳しいほど、自分も評価される側になる

条件を強く打ち出す関係では、
相手だけでなく、自分も同じ土俵に立たされます。

「この人は条件を満たしているか」
「自分は条件を満たせているか」

こうした視点が増えるほど、
関係は安心よりも緊張を生みやすくなります。

心理学的に見ると、
親密な関係が深まりやすいのは、

評価よりも受容が先にある関係

です。

◆ 大切なのは「絶対条件」を減らすこと

このマンガが伝えているのは、
「条件を持つな」という話ではありません。

大切なのは、

・譲れない条件は少数に絞る
・それ以外は“確認しながら育てる”
・最初から完璧を求めない

という姿勢です。

条件をゆるめることは、
妥協でも、負けでもありません。

関係が始まる余地を残す行為です。

◆ まとめ

結婚相手の条件を厳しくしすぎると、選択肢は急激に狭まる

拒絶的な態度は、無意識に相手へ伝わる

人は「評価される場」より「受け入れられる場」に集まりやすい

絶対条件を減らすことで、関係が育つ余地が生まれる

条件は、相手をふるいにかけるためではなく、
一緒に確かめていくために使うもの。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

オマケ

そして今回のオマケです!

さすがにそれはもう問題外ですね。
これくらいの最低条件は出してもいいのかもしれません。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)