憧れていた読書好きの女子に、思い切って話しかけた男子。~立川心療内科マンガ

◆ 知らない話題を振られたとき、人は試されている
誰かとの会話で、
突然まったく知らない分野の話題を振られることがあります。
歴史、専門書、マニアックな趣味
そんなとき、頭の中では一瞬こう思いがちです。
「知らないって言ったら、つまらない人だと思われないかな」
この不安から、多くの人が選びがちなのが
知ったかぶりです。
しかし心理学的に見ると、これはほぼ逆効果になります。
◆ 知ったかぶりが一番まずい理由
人は会話の中で、
「内容」よりも「態度」や「一貫性」を強く見ています。
知ったかぶりは、
・話が浅い
・質問に耐えられない
・どこか不自然
といった違和感を生みやすく、
相手に「この人、無理してるな」という印象を与えてしまいます。
社会心理学では、
こうした違和感は信頼の低下につながりやすいことが知られています。
つまり、
知っているふりは「賢く見せる」どころか、
距離を広げてしまう行動なのです。
◆ 最強の返し方
一方で、
「知らないから無理」「興味ない」と会話を閉じてしまうのも、
関係を深めるチャンスを逃してしまいます。
ここで大切なのは、
知識の有無ではなく、関心の向け方です。
心理学的に好印象を与えやすいのは、
「それは知らなかったけど、面白そうだね」
「どんなところが面白いの?」
という姿勢です。
人は、自分の好きなことに
純粋な興味を向けられると強く好意を感じる傾向があります。
これは「自己開示の返報性」と呼ばれる現象で、
相手が話しやすくなり、感情的な距離が一気に縮まります。
知識がなくても、
・話を広げられる
・相手を主役にできる
・好感度が自然に上がる
という、非常に合理的な選択なのです。
◆ 会話は「知っている量」では決まらない
会話がうまくいくかどうかは、
どれだけ物を知っているかではなく、
「相手の世界を知ろうとする姿勢があるか」
で決まります。
知らないことを隠す必要はありません。
むしろ、知らないことを楽しめる人のほうが、会話ではずっと強いのです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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