「自由になりたい」と願ったら、その願いが叶った女子。~立川心療内科マンガ

◆ 自由って何?

「もっと自由になりたい」
この言葉は、誰もが一度は口にしたことがあると思います。

仕事が忙しいとき。
人間関係がしんどいとき。
誰かの期待に縛られている気がするとき。

そういうとき、人は「自由」を求めます。

ただ、ここで一つ問題があります。
自由という言葉はよく使われるのに、自由が何なのかは意外と説明しづらいのです。

「自由の女神みたいに、どこにも縛られずに立っていたい」
そんなイメージはあっても、現実はそう単純ではありません。

◆ 完全な自由はそもそも不可能

そもそも人間は、社会的動物です。

誰かと協力し、誰かに支えられ、誰かと関係を結びながら生きてきました。
それは文明の発展だけでなく、生存そのものに必要な仕組みでした。

つまり私たちは、

・職場
・家族
・友人
・地域
・制度
・お金

こうしたものと関係を持たずに生きることは、ほぼ不可能です。

だから現実的に考えると、
「誰にも関わらず、何にも縛られない自由」
というのは、幻想に近いものです。

どこへ行っても、何をしても、
人は必ず「何かとの関係性」の中で生きることになります。

◆ 自由とは「好き勝手」ではなく「自分で決めること」

では自由とは何か。

おそらく自由とは、
「何もない状態」ではありません。

むしろ本質は、

誰かに強制されて生きるのではなく、
自分で自分の行動を決めて生きること

これが自由の中心にあるものだと思います。

ここで重要なのは、
自由とは「責任がゼロ」という意味ではないということです。

自由には必ず、

・選択
・責任
・結果

がセットでついてきます。

だから自由は「楽」ではありません。
むしろ「厳しさ」を含んだ生き方です。

それでも、自分で選んでいる人生は納得感があります。

自由になるために必要なのは「前向きな努力」

では、どうすれば自由に近づけるのか。

ここで一つ言えるのは、
自由は「与えられるもの」ではなく、獲得していくものだということです。

たとえば、

・勉強する
・働く
・スキルをつける
・生活を整える
・体調を管理する
・人間関係を整える

こうした積み重ねは、地味です。
でもこれらはすべて、自由を増やしていきます。

なぜなら、努力によって「選べる範囲」が増えるからです。

つまるところ、自由とは選択肢の数とも言えるのです。

◆ 自由は遠いゴールではなく、今この瞬間から始められる

そして最後にもう一つ大事なことがあります。

自由は、いつか手に入れるゴールではありません。

自由は「状態」ではなく、もっと日常的なものです。

たとえば、

「今日は自分で決めた時間に勉強する」
「自分で決めた仕事をやり切る」
「自分で決めた生活を守る」

こういう小さな選択の積み重ねが、
そのまま自由な生き方になります。

つまり自由とは、
今この瞬間からでも決められる「生き方」とも言えるのです。

◆ まとめ

自由とは、何にも縛られないことではありません。

人間は社会的動物なので、
関係性なしに生きることはできません。

だからこそ自由とは、

誰かに強制されるのではなく、
自分で選んで生きること

この姿勢そのものです。

そして自由は、待つものではなく、
勉強や仕事などの前向きな努力で「選択肢」を増やすことで育っていきます。

自由は遠い理想ではなく、
今日の選択から始められるもの。

そう考えると、自由は案外、手の届くところにあるのかもしれません。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)